≪もやい直しセンター事業≫
水俣病は1956年に公式確認され、国が1968年に公害と認めました。もやい直しセンター「きずなの里」は、1996年最終的全面解決策の一環として、水俣病や水俣病患者に対するいわれなき差別や偏見を無くし、住民がそれぞれの立場や境遇を正しく理解し合い、みんなが仲良く楽しく暮らせる地域社会実現のため、その場所と機会を提供するために建設されました。地域住民の心と心を結び合う場所として、本施設を利用していただくために適正かつ健全な運営・経営を行ってまいります。
◆ふれあい再生事業◆
地域住民の交流を促進し、一人ひとりの心の絆を結び、町全体にもやい直しの輪を広げる事業で、水俣病関係資料などの常設展示やもやいまつりを開催します。また、新たなもやい直しの取り組みについて、小・中学生を対象とした水俣病語り部講座を実施し「家族のきずな」、「人権教育」、「環境問題」を学び育むものとします。
◆生きがいづくり事業◆
自らの特技を活かして社会に貢献することにより、生きがいを見いだし活力ある地域社会を創造することを目的に、リフォーム教室、健康太極拳講座を開催します。また、町民講座以外の新しい講座の開設について、関係団体と協議のうえ開催に向けた取り組みを実施いたします。
◆施設開放事業◆
きずなの里の温泉施設は、毎月第4水曜日に無料開放し、会議室等の施設は、特別な利用が無い限り、地域や趣味の集まり等の会合に開放いたします。